緑沙会


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[11] (無題)

投稿者: 津髙里永子 投稿日:2018年 5月22日(火)01時13分13秒 p2158022-ipbf2003funabasi.chiba.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

俳句を知る       [はじめに]     津髙里永子


1.俳句の大きな特徴
○五七五の定型

詩には韻律があります。詩の東西を問わない詩の本質です。そして、俳句は五七五という音数の組みあわせを定型とする世界でいちばん短い詩です。

俳句の五七五は簡単にいえば、五七五、七七、五七五、七七と続いていく俳諧連歌の発句五七五の部分が独立してできたものです。つまり、五七五というのは、連歌(れんが)の中の発句(ほっく)の部分でした。その五七五のあとに別の人が七七の脇句(わきく)をつけてゆく形式で連歌(連句)が詠まれていました。(歌仙を巻くというように、言われていました)

その発句(第一句目)は、その場の季節のことば(季題・季語)を入れて詠うことが約束でした。その約束が、俳句となっても残っていったのです。
 季語といわずに「季題」という人もいます。

○季語(季節をあらわすことば)に語ってもらう

 春夏秋冬の特徴をよく感じ取って、その季節感が味わえるように詠み、その季節の喜び、うつろい、はかなさ、楽しさ、さみしさを季語に託して詠むことが大事です。
 春―あたたかくなった喜び、何かが生まれる、芽生えるドキドキ感、少し気怠い感じ、ほんわか、などなど
 夏―活発、盛んな、ぎらぎら、成長のたくましさ、
 秋―落ち着き、ひんやり、空気が澄んでくる、さらりとさわやか、色づく
 冬―ちぢこまる、枯れていく、じっと、などなど、その季語の持つ雰囲気をつかみとる
作句上の注意 →季語は、なるべく一句にひとつにします。俳句は短いので、あれやこれやと詰められないので、(詰めるとただの散文になってしまうことが多い)一句に一つのことにしぼって表現する、そして、まだ、言い足りなかったら、それは二句目を作って、その中で言う(表す)ようにするとよいと思います。二つ以上入っていることを季重なり(きがさなり)と言いますが、季重なりは、なるべく初心者のあいだは避けるようにしてみてください。

 連歌や和歌の時代には、花(花といえば、その昔は梅の花のことでしたが、現在では桜の花のこと)・時鳥(ほととぎす)・月・紅葉・雪などの趣のある季語(季題)に限られていました。江戸時代になって、俳諧という庶民の文芸が流行るようになって、だんだん、団扇(うちわ)とか、猫の恋などという素材が季語に取り上げられ、その後、扇風機、冷房、夏帽子など、生活の変化とともに季語が増えてきています。

  さまざまのこと思ひ出す桜かな      松尾芭蕉
  月天心貧しき町を通りけり        与謝蕪村
  うまさうな雪がふうはりふはりかな    小林一茶

2・音数のかぞえかた

拗音 (小さく書く「ゃ・ゅ・ょ」)   撥音 (「ん」)
促音 (つまる音。小さく書く「っ」)  長音 (のばす音)

拗音(しゃ、きゅ、ちょ)などは一音と数えますが、そのほかの撥音、促音、長音はそれだけで一音と数えます。

例 書道(3音) チャイコフスキー(7音) ポートランド(6音)
  ベルヴュー(4音) 陶芸(4音) 長期出張(7音) 天気予報(6音)

♪グモン式ドリル♪ 次のことばは何音でしょうか

それができたら、季語になっているものを〇で囲みましょう。

例 学校(がつこう=4音) 入学 受験 合格発表(ごうかくはつぴょう=8音)

 女子(じょし) 男子(だんし)  自由時間、緑蔭、金魚、ぶらんこ、林檎、

 月光(げっこう)  銀漢 豊年 休耕田 台風 法隆寺 彼岸、白鳥、

 人間 呼吸 現金 カード 卓球台 遊園地 車窓 帰省  夏料理

 扇風機 泰山木 脚立 完熟 南瓜 葡萄酒 チョコレート 冷蔵庫

 エレベーター ヘッドフォン ハンモック リュック プール ビール

 落花 蝶 石鹼玉(しゃぼんだま) 噴水 風船 冷奴 新豆腐 田楽 返信

 客船 雪渓 運河 蟷螂 団栗 十一月 山茶花 蒲団 短日 外套

3・旧仮名を知っておく
 俳句を「詠む」のも他の人の句を「読む」のも大事です。
 現在使われてはいない歴史的仮名遣い(旧かな)に慣れておきましょう。
 いつもと違った世に、日常とは一歩はなれた世界に入り込めます。

 例 あじさい→あぢさゐ うぐいす→うぐひす
 どじょう→どぢやう(どぜうは×) 蝶々→てふてふ

4・文語調で詠む・口語調で詠む
   俳句の「作る」「書く」「詠む」「うたう」「ひねる」「つぶやく」「語る」
      「叫ぶ」「嘆く」「黙る」などいろいろなシチュエーションに対応できる

  眠るまでいくつも月を見て眠る      千代田葛彦 (口語)
  じゃんけんで負けて蛍に生まれたの    池田澄子  (口語)
  青春かく涼しかりしか楡大樹       鍵和田柚子 (文語)
  はるかまで旅してゐたり昼寝覚       森 澄雄 (文語)

5・五七五のリズムに慣れるため、日常いつも五七五に載せて言ってみたりする

例 わたしはツタカリエコです(五七五のリズムに乗せて自己紹介をすると)
→わたくしは(5音)・ツタカリエコと(7音)・申します〈5音〉
アメリカの(5音)・西海岸に(7音)・やってきた(5音)

6.自分に合った、自分の好きな歳時記を見つける
 春 立春(二月四日ごろ)~ 立夏の前日(五月五日ごろ)まで
 夏 立夏(五月六日ごろ)~ 立秋の前日(八月七日ごろ)まで
 秋 立秋(八月八日ごろ)~ 立冬の前日(十一月六日ごろ)まで
 冬 立冬(十一月七日ごろ)~立春の前日(二月三日ごろ)まで
 新年(旧暦では「新年=立春・初春」であったが新暦ではそうではないので、従来の「春季」の中から「新年」関係の季語を抽出して特別枠で設定)

平成三十年 六月二十一日 夏至  七月二十日 土用の入
      八月七日   立秋  九月二十日 秋彼岸
      九月二十三日 秋分
九月二十四日 仲秋の名月(但し、満月は次の日の二十五日)
  十一月七日  立冬  十二月二十二日 冬至
※旧暦の一ヶ月は月の満ち欠けの周期。(29.4)日
※新暦とは一八七三年(明治六)一月一日から新たに使用した太陰太陽暦(太陰暦 を基にしつつも閏月を挿入して実際の季節とのずれを補正した太陽暦。)

  たてよこに富士伸びてゐる夏野かな   桂 信子
  夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり     三橋鷹女
  とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな   中村汀女
  神田川祭の中をながれけり       久保田万太郎
  ねむりても旅の花火の胸にひらく    大野林火
  美しき緑走れり夏料理         星野立子
  炎天の遠き帆やわがこころの帆     山口誓子

俳句とは「こころの半導体」です。ごく小さないれものに、ある状況と感情をできるだけ短く、すっきりと整理して封じ込めてみる。そうすると、それを読んだほかの人のこころにも電流が流れていく。自分の煮詰まった気持を人に伝える練習にもなるし、自分自身のものを考える力をやしなうのにも役立つ。
なによりも自分で作ってみるのがいいのですが、自分が作る気になって他人の作品を見るのもおもしろい。なぜおもしろいかというと、ああ、ここはうまいなあとか、自分ならこうするのに、と身を入れて選べるからです。「選ぶ」ということは、観賞するだけの自分を、創造する向こう岸へわたらせる橋を作ることです。                                          谷川雁のことばより
      谷川 雁(一九二三年生れ -一九九五年没。詩人 、評論家 、サークル活動家、教育運動家。)

 俳句に何を詠むか→ 何でも詠める →全てのいのち(無機・有機関係なく)

自然・季節のうつりかわり・家族・人間・日常・恋愛・仕事・病気・食べ物
自分が興味あるものを詠む
自分の行動を詠む 自分を詠む 出会い・出合い・出逢いを詠む
旅など、思い出にのこしたいものを詠む 文字で思い出にのこす

俳句をすると
 待ち時間も退屈しない 人生の穴埋めに
 長生きする 若返る 若いと言われる 旅行中の雨も憂鬱にならない
 独りの時間が楽しくなる 集中力が身につく 自分がわかる 人がわかる
 人と人とを結びつけてくれる 人前で話せるようになる  ひとと違うことをしたくなる 共有できる時間 を持てる 昔の生活を知る
 いろいろな年代の人と遊べる 感謝の気持ちになる やさしくなれる
 俳句でひそかにカタキを打てる のめりこんで家事や仕事がおろそかになる
 いつもひねった考えのほうに陥る 出たがりになる  などなど。

では、あなたは、あなたの日々の生活はどう変わるでしょうか?

♪とりとめもないアドバイスをなんとなく♪

・他人や先輩の句をいろいろ、とにかく 読めるものから 読んでみる
・俳句を作るときには どこでも いつでも独りになる なれる
・奥は深いけれど、五七五だけという短さが入りやすい文藝
・漢字やことばを愛して、日ごろからたいせつにする
・自分を肯定する 人(相手・他人)や生きものやモノを生き生きとさせる。
・誰に向かって詠むかを こころのなかで決めておく

期限のない宿題 いくつか挙げてみてください。

色の青いもの(一時的に青くなるものでも可)
(                                 )
色の白いものを
(                                 )
色の赤いものを
  (                                                                )
においのあるもの
    (                               )
音のするものを
  (                                )
つかめるもの(                            )
つかめないもの(                           )

見えるもの(                             )
見えないもの(                            )
七月と八月はどちらが好きですか?
その理由(                              )



[10] カンボジア國

投稿者: 碧水 投稿日:2018年 5月19日(土)20時41分20秒 c-71-197-166-149.hsd1.wa.comcast.net  通報   返信・引用

蟻塚も?ーーの句材とその他を合わせられた表現が面白く、
骨の色にポルポトの隠された因果関係までもが想像できます。

1999年にプノンペンを訪れた際に、他の国では得られない多くの
思い出を残しましたので遡って作句して見たいです。  碧水



[9] アンコールワットでの11句

投稿者: 津髙里永子 投稿日:2018年 5月10日(木)22時52分29秒 p2158022-ipbf2003funabasi.chiba.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

指揮                   津髙里永子
廟涼し白き木乃伊のホー・チ・ミン
真珠売る女おぼろのハロン湾
ぎつしりと浮かぶ睡蓮甕の中
誰が指揮せし風死す寺のがじゆまるを
蟻塚もがじゆまるの根も骨の色
高き枝の蟻の巣採つて食へと言ふ
マンゴーに花つけ地雷博物館
人体を包みて黒きハンモック
蠅除けの笊を侍らす僧の飯
野ざらしに灼けポル・ポトの顔写真
アンコール・ワット此の世の蝉時雨
2月末に行ったときの句です。現代俳句協会の機関誌に載せました。



[8] 桜を訪ねて沖縄、日光、東京へ

投稿者: 碧水 投稿日:2018年 3月 3日(土)06時02分38秒 c-71-197-166-149.hsd1.wa.comcast.net  通報   返信・引用

昨日、久しぶりにポートランドの桜子さんと電話会談でした。 家族のこと、句会のこと、そして今月の桜を訪ねる日本の旅などなど~~です。 日本へは私の方が頻繁に行くのですが、目標はただただ「書関連」のみ、そしてただ慌ただしく戻って来るのです。 桜子さんのように季節を堪能し、ご家族との思い出を紡ぐなどは遠く羨むのみです。
きっと桜子さんのことですから、ご家族との和気藹々もさりながら、祖国の最高の季節を堪能され、詩情を掻き立てて作句してこられることでしょう! この欄にて楽しみに待っています。 壁

 



[7] 柔らかな青い空

投稿者: 碧水 投稿日:2018年 3月 2日(金)01時36分11秒 c-71-197-166-149.hsd1.wa.comcast.net  通報   返信・引用

今日から弥生三月、気分もうららかです!
皆様の投稿をお待ちして居ます。  碧



[6] 2018年春

投稿者: 碧水 投稿日:2018年 2月20日(火)20時25分42秒 c-71-197-166-149.hsd1.wa.comcast.net  通報   返信・引用

しばらくお休みしていましたが、新しい方、小藪まゆみさんが入会されましたのでご紹介します。
今年から講師である津高先生に、今までとは異なる方式での俳句に関するご指導をお願いできる事になりましたのでご報告いたします。

方式:◆月の10日までに夫々5句をこの欄に投稿していただきます。
    或いは、最初に各自先生宛にメール送信して頂くことも検討中です。
   ◆投稿された句は先生から添削されて、20日にこの欄に無記名にて記載されます。
   ◆記載された中からXX句を皆さんの選句で掲載し、月末には氏名共に発表されます。
   ◆投稿の句中より、3句を先生からの講評と共に記載されます。
    作句者氏名を明記いたします。 桜子、碧水、豊後丘、小藪
   ◆
   ◆

 



[5] 来週はもう立秋?!

投稿者: 碧水 投稿日:2017年 8月 1日(火)14時58分50秒 c-71-197-166-149.hsd1.wa.comcast.net  通報   返信・引用   編集済

先生、そして桜子さん(今はハワイですね?!)、今日日本から当地に帰られた、
ドクター、豊後丘さん、、お元気で帰国ですか?

あ、あと1時間少しで7月も終わりです。
無事に、俳句でいうところの『夏』もそろそろ終わりますが、でも当地は明日から
猛暑とか,もしかして夏に逆戻りかもね。 シアトルの夏、大い~好き!
お互いに元気よく夏を謳歌し、来る秋を迎えましょう!

そう言えば、昨日友人のネイリストとお話しした際、もしかしたら俳句に興味が
おありになる方をご紹介しましょうとか、もしそうなら楽しみが増えますね。

           碧水



 



[4] 風流この上ない旅先から!

投稿者: 碧水 投稿日:2017年 7月18日(火)08時48分49秒 c-71-197-166-149.hsd1.wa.comcast.net  通報   返信・引用

津高先生の芭蕉翁を追いかける旅(..勝手な想像ながら)、真夏の日本でもこうした風情は涼風が吹き渡りくるようで、何ともいいものですね~!  申し遅れましたが、旅先からのご投稿ありがとうございます。
最上川の川下りって、危なくないですか? 各地の集中豪雨で水かさも増しているのでしょう???
ご無事を祈っています。  碧水

 



[3] 山寺

投稿者: 津高里永子 投稿日:2017年 7月17日(月)21時48分22秒 pw126247145003.14.panda-world.ne.jp  通報   返信・引用

昨日は、雨が降ったりやんだりのなか、山形県の山寺に登りました。奥之院まで千十五段。途中で、NHK海外向けの俳句の番組を撮影してました。
今日は芭蕉がおくの細道で、10日も滞在した尾花沢に行き、明日は最上川下りして、東京に戻ります。



[2] 緑沙の会

投稿者: 碧水 投稿日:2017年 7月17日(月)09時43分6秒 c-71-197-166-149.hsd1.wa.comcast.net  通報   返信・引用   編集済

6月30日から7月5日までシアトルに滞在されました、津高先生に寄って設立の『緑沙会』を記念して、新しく掲示板を作成しました。 今までの碧沙会に対して、このSahalee CC.での緑に囲まれた日々を記念して,緑沙(Seattle)の会に命名されたそうです。 作句から遠くなっていた私は、お陰さまで一気に大阪句会にも7月度の投稿が叶いました。 書作につなげるためにも、今後作句をして行こうと決意(笑顔)しております。  豊後丘さんも、そして我々の俳句の先輩さん、ポートランドの桜子さんも、御心を癒されつつお願いいたします。

なお、この掲示板は無料ですが、もし、宣伝が煩いようなら有料版にも変更できます。 忌憚のないご意見を聞かせてください。

「追伸」碧沙の内容は以前と同じです。 引き続き私も投稿ししていますが、途中で切れている(深謝)投句の続行をし、巻が完成しましたら、いずれ折を見て同一のページにしても良いかもしれません。

                               碧水/


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