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山田将司という男

 投稿者:遠藤 仁平 @COCK ROACH  投稿日:2020年 2月11日(火)21時41分4秒
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  バックホーンの将司が喉の手術をする。
俺は彼をいちボーカリストとしてもすごく好きなのだが何より山田将司という人間が大好きだ。
うちのバンドメンバー祐也が命の危機にさらされた病を抱えた時、誰より先に忙しい中真っ先に病院に来てくれたのは彼である。
売れないバンドマン時代から長く彼と近くも遠くも付き付き合わせてもらっているが彼ほど売れても売れなくても人間くさくて情深く、変わらない男は他にいないだろう。

俺は同じボーカリストとしてしか言えない事をここに書きたい。
バンドのボーカリスト。特に叫ぶタイプのボーカリストは喉のケアが大変である。ツアーで3連日でライブなんて事がザラにある。これは自分、つまりボーカリストだけが辛い訳では無いんだから。と何回も自分に言い聞かせても辻褄が合わない程、ボーカリストが一番辛い。
声が出ない恐怖。
声を出そうとしても起きたら全く声が出ない。

ボーカリストにとって自分の声が好きか嫌いかは置いておいて、声がアイデンティティーであり楽器である事は間違い無い。

その声が思うように出ない。歌だけでなく話しすらできない事がツアー中多々ある。

山田将司と自分を同じテーブルに並べて話すのは恐縮だし、おこがましいが、同じ部分がある。

それは声をセーブしろと言われてもオーディエンスが目の前に居れば全力で叫んでしまうボーカリストであるという点だ。これは将司や俺に限らず様々なボーカリストがそうだと思う。

発声練習はもちろん、のど飴、蜂蜜、殺菌薬、スプレー薬、保湿マスク、禁酒、うがい薬、受診。ツアー中様々な事に頼る事になる。


しかし彼はこの度、ツアーを断念し手術に踏み切ったのである。

これは誰より一番、将司が悔しいだろう。やりきれないだろう。

だがしかし。この判断を俺はとても素晴らしい判断だと感激さえしている。
バックホーンのメンバーの、事務所の判断の素晴らしさ。本当にバンドの未来を、ボーカリスト将司の未来、何よりバックホーンファンの未来を考えての素晴らしい判断だと思う。
計画していたツアーを延期する事はかなりリスキーである。しかしこの判断は未来ある犠牲。未来ある英断だと確信する。

バックホーンというバンドが将司の手術を終えた時、さらに深みを増してさらにパワーアップして帰ってくる事を僕たちは期待しよう。そしてそれをいつまでも待とう。
バックホーンファンはバックホーンの表面的な部分に惹かれている訳では無くもっと根幹の、髄脈に近い部分で彼等を愛しているのだ。1年でも2年でも帰ってきてくれるならいくらでも待つよ!

月並みな言葉だが、どうかこれを乗り越えてくれと願い、祈っている。


将司。
山田将司。
俺は彼が居たから今も歌っている。
今を生きている。


 
 
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